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Re: アリスとボブと観衆のパラドクス

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like-mj

なし Re: アリスとボブと観衆のパラドクス

msg# 1.2
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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2013/8/16 1:05
like-mj  一人前   投稿数: 768
法師さま、お久しぶりです

この問題、元々EMANさんちで出たもので
folomy物理でも再掲されておりましたが
そこでのreplyが的外れだったので
正確に申し上げたいと思います

この種の問いで最も重要なのは
もつれた状態というのを、実際にどうやって
作るのか...にあります
このforumの【臨時】投稿テストにも書いた
のですが...

答えは
元々1つであったモノを非接触に
splitする点にあります
Diracの有名な教科書で、始めて数式がでる前の
考察は伊達じゃーありません
量子は、自分自身としか干渉しないのです
これが量子もつれと言われるモノの本質です

それから、Aliceの測定器が捉えた時刻と
Bobの測定器が捉えた時刻は、Newton的に同時です
これは、量子の非局所相互作用であって
相対論の要請を越えた瞬間的相互作用をします
相対論での光の扱いは、古典論的なモノで
Maxwell方程式から導かれる波動方程式を満たす
一定速度の波ですが
量子の運動の本質は、部分が全体に溶け合い
その全体が、unitaryに時間的変化するという事です
また、こういう実験をする時には
2つの考えが必要です
1つは、photonが古典論的に速度cで運動すると
考えること
もう1つは、一方のphotonが測定された時刻と
同時に、もう一方の測定が確定するという事です
最初の考えは、タダそのように考えずには
そもそも、この実験自体を設定できないからで
事実は、測定するまで何も分からないのです

重要な点は、Aの測定で結果が出た瞬間に
Bの結果が出るという事実であって
そこには、signalの速度という概念は成立しません
従いまして、この意味での同時という概念は
Newton的なものであって、異なる慣性系で
別の結果を与えるようなモノではありません
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